木材腐朽菌が分解した写真の土壌内では、ほとんどの細菌は休眠状態で存在する。
この土壌内で活性出来る菌は、木材腐朽菌と共存できる菌群である。
木材腐朽菌が活性を許す菌である。
多くの病害菌は「活性」を許されていない!
木材腐朽菌が絶対王者菌である。
菌糸が産生する養分に群がり生きることを許される菌。
これが自然の生態系村社会である。
畑の菌社会は・・人間が堆肥を入れて作った傀儡菌社会である。
この傀儡菌社会は、病害菌が主役を演じている場合が多い。
同じ作物を連作すれば、ほとんど病害菌が主役菌で、自然の菌社会とは全く別の菌ネットワークになっている。
連作障害・・・・???
そんな言葉は畑の言葉である。
自然の多年草植物は、同じ場所で永年生き続けても連作障害など起こらない。
多年草植物の日本列島の王者である屋久島の7000年の大王杉に、
連作障害などないではないか!
株元の地面に木材腐朽菌を養殖しているからである。
自身が落す枯れ落ち葉を・・・・エサとして提供して、その代わり・・・木材腐朽菌を用心棒にしている。
これが共生である。
リグニンを分解できない細菌など・・・は、日和見していれば良いのである。
露地で雨の下で・・・約24ヶ月でここまで分解した。
これが木材腐朽菌・・・宇井 清太が発見した木材腐朽菌の分解力である。
屋久島の大王杉の株元の土壌である!
大王杉7000年生きてきた。
ということは7000年にわたって、杉の枯れ葉を株元に落としてきた
ということである。
これを木材腐朽菌が分解している。
ここには病害菌が生息できない!
この自然の法則を農業は・・・見落とした。
日本の農法20数種類あるが・・・・教祖様は誰一人として屋久島の・・・
7000年の大王杉の話をしない!
リグニンとセルロースの塊である杉全木ペレット。
これを放線菌、納豆菌、EM菌では分解できない!
だから杉皮で屋根を葺いた!
簡単に微生物では分解出来ないからである。
檜皮葺きも同じ・・・・・。
これを宇井 清太が発見した木材腐朽菌(ラン菌)は約2年で分解する!
農業で使える菌はこれまで、糸状菌、放線菌、細菌・・・などが用いられてきた。
糸状菌というあいまいな菌分類の言葉で「有機の農業」が論じられてきた。
宇井 清太はランと共生する菌根菌が木材腐朽菌であることを突き止め、菌従属植物の無胚乳種子の発芽エネルギーは、
木材腐朽菌が枯れ落ち葉のセルロース、リグニンを分解してブドウ糖を作り、このエネルギーを
木材腐朽菌の菌糸が無胚乳種子に供給することで発芽することを突き止めた。
このことを杉全木を原料にして製造した「ペレット」にラン菌(木材腐朽菌)を担持させた培養土でラン種子の発芽させることに成功した。
宇井 清太の発見したラン菌は木材腐朽菌であり、リグニンを分解しブドウ糖を作ることを実証した。
発芽エネルギーはブドウ糖である。
殆どの種子発芽エネルギーは、胚乳からブドウ糖を作り、これを燃やして・・・根を伸ばし、茎を伸ばし子葉を展開させる。
農業では、これまで菌従属植物の無胚乳種子の発芽を検証してこなかった!
根のエリアの根域の土壌生息微生物に視点を置いてきた。
土壌微生物ではなく・・・枯れ落ち葉微生物、地表微生物である。
地表菌社会である。
農業では、この大自然の法則を無視して「木材腐朽菌」を利用してこなかった。
リグニンを分解出来ない菌を使用してきた。
醗酵腐敗ではリグニンを分解出来ない。 エネルギーを植物に供給できない!土壌改良出来ても・・・。
ペレットには炭素率 500.
1kg 約4000キロカロリーのエネルギーを含有する。
この炭素エネルギーを農業は利用してこなかった!
窒素は利用したが・・・・・・。
だから「無農薬栽培」は出来なかった!
糸状菌の中には病害菌も含んでいるからである!
農業の人は、牛のウンチは知っていても、植物の枯れ葉を知らない。
牛のウンチに生きている納豆菌、腐敗細菌を知っていても、枯れ葉を分解する木材腐朽菌を知らなかった。
その程度の知識で「有機農法」で作物を栽培してきた。
・・・・・。
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杉全木ペレットの木材腐朽菌による分解試験
木材腐朽菌によるリグニン分解実証試験
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